中西 麻耶
Maya Nakanishi
競技:パラ陸上競技
短距離・走幅跳
大分の明豊高校卒業。ソフトテニスで地元で開催される国体出場を目指していたが、2006年、21歳のときに仕事中の事故により右足の膝から下を切断。義足を着けてソフトテニスを続け、トレーニングの一環でランニングを取り入れたことがきっかけでパラ陸上の世界へ。
初めて出場した日本選手権では、100m、200mで当時の日本記録を更新。2008年北京パラリンピックでは2種目で決勝に進出した。同大会後から約4年間渡米し、1984年ロサンゼルスオリンピック三段跳 金メダリストであるアル・ジョイナー氏の元で研鑽を重ねた。
2012年のロンドンパラリンピック後、一度現役引退を表明したが、翌年競技に復帰。リオパラリンピックでは走り幅跳び4位。2019年の世界パラ陸上競技選手権大会で悲願の金メダルを獲得し「世界女王」に輝いた。
2020年9月の日本パラ陸上選手権ではアジア記録を更新する5メートル70をマークし、その後、2021年の東京オリンピック、2024年のパリオリンピックにも出場。オリンピック5大会連続出場、5大会入賞を果たしている。
自己ベストはアジア記録(T64)の5m70、6mジャンパーを目指している。
- 生年月日
- 1985年6月3日
- 出身地
- 大阪府
- 現在の職業
- 現役選手