福島 千里
Chisato Fukushima
競技:陸上競技
短距離走
小学校4年生の時に陸上競技を始め、中学生の頃からジュニアオリンピックに出場するなど全国区で台頭しはじめる。
北海道帯広南商業高校を卒業後、2007年北海道ハイテクノロジー専門学校入学、北海道ハイテクAC陸上部にて活動を続け、2008年織田記念陸上にて当時の100m日本タイ記録を出した。
この年から日本女子陸上短距離界のトップ選手に君臨し続け、2009年には静岡国際陸上競技大会にて200m日本新記録(23秒14)を記録し日本最速の女子陸上選手となった。続く2010年には100m日本新記録(11秒21)を記録し、100m、200mでの日本記録保持者となる。
同年日本陸上競技連盟のアスレチックアワードにて、2010アスリート・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)に選出された。2011年以降もアジアトップクラスの実力を維持し各種大会にて結果を残し、2016年には、自身の持つ200mの日本記録を更新(22秒88)。
2018年に長年所属した北海道ハイテクACを退社し、セイコーホールディングス株式会社に入社。2020東京五輪目指し活動を続けたが、残念ながら2021年東京五輪への出場は叶わず、2022年1月長きに渡る陸上競技生活にピリオドを打ち引退を決意した。
これからは、自らを育ててくれた陸上競技に恩返しをする為、後進の育成に力を注ぐと共に、陸上競技の啓蒙活動など、今までの競技生活で培ったものを最大限に活かし陸上界の盛り上げに尽力する。
また、陸上競技の認知向上及び自分自身の幅を広げるためにTV、雑誌、などのメディア活動も積極的に行なっていく。
- 生年月日
- 1988年6月27日
- 出身地
- 北海道
- 現在の職業
- スポーツ文化人