迫田 さおり
Saori Sakoda
競技:バレーボール
バレーボール/アウトサイドヒッター
実姉がバレーボールをしていた影響で、小学校3年次からバレーボールを始め、中学高校ではセンターエースとして活躍。
高校卒業後は東レアローズに入団。2008年6月開催のAVCアジアクラブ選手権において、ベストスコアラー賞を獲得した。2009-10プレミアリーグよりレギュラーに定着し、同シーズンで初のサーブ賞とベスト6に選出された。また、2010日韓Vリーグトップマッチ、第59回黒鷲旗大会との3冠を果たした。
2010年4月からは、全日本代表登録メンバーとなり、同年開催のワールドグランプリ、世界選手権に出場した2011年8月のワールドグランプリにおいて11試合スタメン出場した。2012年5月の世界最終予選のキューバ戦で途中出場ながらチーム最多の20得点をあげ、勝利に貢献し五輪出場権を獲得した。同年8月11日のロンドンオリンピック3位決定戦で、韓国との相性の良さをかわれ、先発出場。23得点と大活躍し、全日本28年ぶりのメダル獲得に大きく貢献した。当日はリザーブメンバーで家庭事情により急遽帰国した親友の石田瑞穂のユニフォーム(背番号No.13)を中に着て試合に臨んでいた。
2013年11月、右肩痛から復帰し、グラチャンバレーに出場。全日本の新戦術「MB1」により、ミドルブロッカーの対角で活躍。同大会のウィングスパイカー賞第1位になった。さらに、Vプレミアリーグ2013/14シーズンにおいて、得点王(最多得点)となった。日本人プレーヤーが同タイトルを獲得するのは佐々木みき以来10シーズンぶりの快挙であった。その勢いのまま、2016年のリオデジャネイロオリンピックにも代表選手として出場。2016-17プレミアリーグ及び黒鷲旗大会に出場した後、2017年5月30日に東レ・アローズを退団し、現役を引退した。
現在はスポーツ文化人として、バレーボール主要大会の解説を始め、テレビ、トークショー、バレーボールクリニックなど、さまざまな活動を行っている。
- 生年月日
- 1987年12月18日
- 出身地
- 鹿児島県
- 現在の職業
- スポーツ文化人, 解説者